措置入院 退院

措置入院における退院について

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精神疾患があって病院に入院してくる患者さんには、自分の意思で入院の決定をして入院する任意入院、本人に入院の意思はないが家族の同意のもとに入院させる医療保護入院、自殺の恐れや他者に危害を与える危険性が高いと行政が認めて本人家族の同意なしに強制的に入院させる措置入院があります。

 

任意入院と医療保護入院には本人または家族が退院したいと言えば退院できる権利が認められていますが、措置入院の場合は措置解除になるまではいかなる退院の請求も受け付けられません。

 

 

そのため、【この入院は不当だから退院させてください!】
…と自治体に請求を出す権利は認められています。

 

措置入院となると、居心地がいいとは言いがたい隔離病棟に入院させられることが常なので、いつここから出られるのかと退院のことが気になりますが、措置入院に懲罰の意味はありませんので、いつ退院できるかは、入院した時点では分かりません。

 

治療の経過観察の結果、措置解除が妥当と判断されてそのまま退院できる場合もありますし、まだ退院できるほどに回復していないと判断されれば措置入院よりも拘束力の弱い医療保護入院〜任意入院へと移行して退院へと進むこともあります。

 

以前は身内に精神障害者がいることを表ざたにしたくないなどの理由で、措置解除にならず何年も入院したままという社会的入院の状態に置かれた人が多くいたようですが、現在では措置入院の費用が自治体の財政でまかなわれていることから、長期にわたって措置入院のままで閉鎖病棟から出られないということは少なくなっているようです。

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